確定申告:気分は正月

実はすでに先月の話なのですが、今年も無事に確定申告書を提出できました。30数年間、毎年続けてきても、一年の締めくくりという気持ちはやはり変わりません。青色申告なので、ささやかながら事業であるという意識も確認できるしね。

e-Taxソフトをダウンロードして書類の作成と提出をしているのですが、提出後、国税庁さんがけっこう小まめに連絡してくれて、便利になりました。まず、確かに受け取ったというメールが来て、それから数日後に、処理状況の連絡が来ます。

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これでホームページで処理状況を確認できます。

e-Taxが始まった当初はあまり親切ではなく、こういう連絡がなかったんですよね。電子署名には市の公的個人認証サービスで登録する証明書が必要だったのですが、それが期限切れで、提出した書類を受理できないという連絡が、e-Taxのメッセージボックスに来ていたのです。ところが、提出したからもういいやという気分で、一度もメッセージボックスを開かず、還付金の振り込みが遅いなあと思って、ようやく失敗に気づき、証明書を更新してから再提出。

このように親切さも足りなかったけれど、とにかくe-Taxの使い方に関する国税庁の説明が下手で、利用者が増えなかったんだよね。その反省があったのか、最近は上記メールのように、小まめなサービスを心がけておられるようです。

そして、ついに還付金が!

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口座への入金を確認しました。ムホホホ。何に使おうかな~。

還付金って、すごくいい気分になれるのだけれど、これって不思議ですよね。本来、源泉徴収で払いすぎていたお金が戻ってきただけなのだから、喜ぶのはおかしいんだけどさ。

自社専用原稿用紙

文房具の整理をしていたら、懐かしいものが出てきました。

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この通り、ただの横書き四百字詰め原稿用紙です。でも、これ、市販製品ではないのですよ。左下の社名がわかる部分は隠しましたが、ある翻訳会社が自社専用に作っていた原稿用紙です。

もう30年以上(まだ昭和だった!)前になりますが、パソコンではなく、「ワープロ機」というものが、ようやく使われ始めた時代で、まだ手書きで翻訳していたのです。

私のような駆け出しの翻訳者・・・とさえ言えなかったな。翻訳お手伝いさん、かな?たぶんこういうことが書いてあるんだろう、ぐらいの理解度で、それをわけのわからん日本語にして、今の3分の1ぐらいの安~い原稿料をもらっていたわけですが、そんな私のところにさえ、一度に千枚ぐらい、頻繁に原稿用紙が送られてきたわけで、この会社では大量に使用していた。だから、市販のものを買うよりも専用原稿用紙を作る方が安上がりだったのでしょう。

いや~、懐かしい!

手書きは大変だったよ。何十枚か仕事を進めたところで、ある訳語が間違っていたことに気づくと、最初から見直して誤訳箇所を見つけて、全部消しゴムで消して書き直していたもの。それで手首を痛めたりした。

インターネットなんて、影も形もない時代で、わからないことは図書館が頼り。でも、近くの図書館では資料が見つからず、広尾の都立中央図書館に行っていました。そこでようやく、「何を探せばいいのか」がわかったりして。最後の頼りは国会図書館だったけれど、資料が出てくるまでが大変でね。

ただ、これは声を大にして言わなければなりませんが、そんな状況であることは周知の事実だったので、翻訳者に対する期待も低かった。早い話が、翻訳者の評価のしかたが甘かったのです。大甘だった!専門用語で調べがつかなくても、文句を言われたことなかったもの。

しかし、もちろん、それに甘えてしまっては駄目なわけさ。そこで甘えた人は、そのレベルにとどまってしまい、原稿料は上がらず、結局、数年で廃業でしたね。闇の中を手探りしながら、少しでも明るい方向を目指して進むというのが大事。

今はね~。インターネットでググれば、何でも簡単に調べがつくし、翻訳メモリなんていう便利なものもあって、同じ文が繰り返されていれば、自動的に訳文が入る。自分専用の用語集も簡単に作れる。

その代わり、期待も高い。そもそも、駆け出しだからといって、料金が安いからといって、容赦してくれないんじゃないかなあ。昔は「職人仕事」なんだから、最初はできなくて当然。粘り強く学んで、何年もかけて、うまくなればいいよ。そんな雰囲気があったけれど。

今は、最初のとっかかりがつかめないよねえ。仲介業者を通さない、直接のクライアントなら、経験年数の長い翻訳者を要求するのは、ごく当然なことなんだけど、仲介業者である翻訳会社でさえ、翻訳者募集要項の中に「経験年数5年以上」と、うたっていたりするしさ。

とにかくね。いい日本語を書くこと。辞書に出ていた訳語をつなげただけの「文章もどき」や、日本語の文章なのに「これ、どういう意味?」と首を傾げてしまう訳文が、いまだに後を絶たない状態ですので、わかりやすい訳文は目を引きます。サラサラと流れるような訳文を提出して、翻訳会社の担当者の注意を引きましょう。そして、わからない箇所にはコメントをつけて、「ここは実はわからなかったのですが、たぶん、こういう意味だと思います」と、正直に申告してください。伸びようと努力していることを印象づけてね。

Lenovo Thinkpad

もうだいぶ前から覚悟していましたが、ついにノートパソコンを買い換えざるを得なくなりました。7年使っているHPのデスクトップが全然問題ないので、ちょっと考えましたが、やはり外で仕事をすることもあるし、翻訳の仕事をしていてパソコンが1台というのは、まさかのときを思えば、あまりに心細い。

ありがちなことですが、1年ほど前に家のテーブルにぶつかり、持っていたマグカップからコーヒーがこぼれ、飛沫がパソコンのキーボードへ。水なら乾けばなんということもないのですが、コーヒーだったので、内部で酸化が起きて腐食するかも・・とヒヤヒヤしていたら、案の定、数ヶ月前から数字キーがいくつか入力できなくなりました。

家では外付けキーボードを使っているし、外で仕事するときは数字をひらがな入力すれば、選択リストに数字が出てくるので、問題なく使えていたんですよ。でも、数日前、いよいよアルファベットもいくつか反応しなくなり、買い換え決定!ほぼ5年使ったので、それほど残念でもなく。この日が来ることを予想していたので、新しいパソコンの見当もつけてありました。性能はこれまで使っていたパソコンと同じで十分。翻訳者の集うサイトで「全体が堅牢で、キー入力が疲れないし、打ち間違いもなくなる」として推奨されていたのが、今年発売された ThinkPad の X シリーズです。その中で、あまり性能が高くなくて小さく、持ち運びに便利な X280 にしました。

さて、荷物が届いて開梱。いかにも「堅牢」というガッチリした外見。けっこう薄いのですが、ペラペラ感がないのは安心ですな。それにしても、荷物の中身が少ないなーと思ったら。

ありゃりゃ。マニュアルがない!電源の入れ方が書いてあるだけ。おそるおそるONにしたら、画面に「ようこそ!」的なメッセージが表示され、ちょっと押し付けがましい(ゴメン!)感じの女性の声で、「セットアップをお手伝いしますう~」なんて言うんだよ。

押し付けがましいという自覚があるのか(ハハハ)、「音声が必要ない方は右下のアイコンをクリックして消音」とも言っているので、即、消音。10分くらいで無事完了しました。

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これはいろいろ入力してセットアップした後の最終段階。

パソコンのセットアップが完了したので、事前に作成しておいた必要なソフトウェアのリストを見ながらインストール。最後に、前のパソコンからUSBスティックメモリにコピーしておいたデータを入れる。これで終わり。

さて、さっそく使ってみました。仲間の翻訳者の言葉通り、キーがいい。配置が独特で、ノートパソコンなのに独立したページアップとページダウンのキーがあって便利。

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今のところ、満足です。この写真ではよくわかりませんが、キーが少しアール(R)していて(つまり、へこんでいる)、ホント、打ちやすい。

これも5年ぐらいもってくれるかな。

コミュニティセンターで仕事

うちの近所ではもっぱら「コミセン」と呼ばれている。利用してますか?

子連れママがオシャベリしたり、オバサンたちがハワイアン踊ったり、定年退職したオッサンが将棋したり、そんなところだと決めつけているあなた。いけませんねえ。

もちろん、そういうことができる場所ではあり、会議室や和室や調理室や、いろいろ集会を開けるようになっています。でも、最近のコミセンはフリーランサーが仕事場に使えるぐらいに設備も「フリー度」も充実している確率高し。

私がよく利用するのは、スポーツジムに行く途中で寄る、ここ。

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3階建てて駅から徒歩5分。1階にコーヒーや軽食を注文できるカフェがあり、私はたいていそこで買ったコーヒー(200円)を持って、2階か3階のフリースペースに行きます。

フリースペースには壁に沿って設置されたテーブルと部屋の真ん中に置かれた丸テーブルがいくつかあり、WIFIがあるのでインターネットに接続でき、充電用のコンセントありで、しっかり仕事ができてしまいます。

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疲れたら、外の風景も見える。今日は曇っていて、あまり見えないけど。

フリースペースなので、話をしながら活動している人もいますが、それはスタバなどでも同じですから。ここなら無料。

いったいなぜ、わざわざ外で仕事するんだ?と疑問に思われる方もおられる?

いやー、それは猫と一緒に暮らしたことのある方なら、なんとなくおわかりいただけるのではないかと。なんかねえ。仕事をする気をそぐ動物だよねえ。猫というのは。「なんでそんなことしてんだか、わかんニャ~い」と言われているようで。「お前らのフードを買うためだよ!」と言いたいんだけどさ。

それに、うちではオッサンを病後、つい甘やかしたものだから、今や、一日に何度も、ギャオ~ギャオギャオ~(おやつ出せ~)と、わめくようになってしまいまして。

それで、スポーツジムに行く時刻の2時間ぐらい前に、家から逃げ出し、ここで仕事に集中!です。ホント。笑っちゃうほど仕事がはかどるんですよ。

追記:飲み物などの持ち込みもいいみたいです。ちゃんと確認していないけど、マイボトル持参率がかなり高いので。

スイスの役所のご威光

いやもう、ブッタマゲタよ。スイスの役所の威力はスゴイ。

昨年10月、スイスのバイオテクノロジーの会社からメールで翻訳の打診があり、メールの主である開発部門の人と何度かメールのやり取りをし、その会社についてネットで調べ、どちらも信用できると判断して、仕事を引き受けました。

仕事の途中で原稿の誤りを指摘すると、すぐに返事が来て、対応がとても良かったので、判断は間違っていなかったわけ。問題なく仕事を終え、担当者に 請求書のpdfファイルを送り、それを受け取ったという返事もすぐに来ました。紙に署名した請求書も欲しいということなので、紙の請求書は経理宛に、 EMSでスイスまで送りました。

ここまでは良かった。

ところが、12月になっても、銀行口座への振り込みがない。EMSだと配達を追跡できるので、日本郵便のサイトでチェックすると、確かに宛先まで配達されています。

担当者にメールすると、「ありゃ、変だな。経理担当者にきいてみるよ」とのこと。その結果、「経理のマックスが今、すごく忙しくて、年明けには必ずと言っているので、申し訳ないけれど待ってね」という返事だったので、年明けまで待ちましたが、何も起きず。

ちょっと腕まくり状態になり、担当者に文句言うのは見当違いだから、経理に直接メールしたのだけれど(担当者にCCして)、これに対して返事が来ない。しょうがないからまた担当者にメールしたら、またまた経理に話をしてくれて、「2週間待ってくれと言っている」。

これもまた空振りで、「とにかくマックスに返事をさせろ!」と担当者に強く要求。そうしたら、へんてこりんな英語だけど(この会社はドイツ系)、とりあえず返事が来て、またまた、2月末まで待ってくれ、なんて言っている。

そんなこんなで、担当者とマックスの両方にヤイノヤイノと催促をして、そのたびに、マックスからは「来週」とか「3月末」とかいう空約束の返事が来る。

もう請求書の日付から半年たったので、こりゃもう、きちんとしなくちゃね、というわけで、スイスでの債務取り立て方法を調べました。そうしたら、世界の翻訳者が集うサイトで方法が紹介されていたのだ。

詳しくはわかりませんが、とにかくスイスには各税務署の管轄区に、Betreibungsamt(これはドイツ語名ですが、債務処理所みたいな意 味)という役所があり、オンラインの書式に振込先銀行口座などの必要事項を記入し、証拠書類を提出すると、少額の手数料で債務取り立てを代行してくれるの だそうです。

スイス国民ではないと、別の書類も必要かもしれませんが、とりあえず外国人にも対応してくれるとのこと。

ふ~ん、じゃあ、とりあえず、脅しをかけてみるかなあと。

「こんなこと、いつまでもやってらんないから、もう、Betreibungsamtの助けを借りるしかないよ」

とメールを出したら、

うわあ!2時間後に返事が!

「今日、振り込み手続きをします。こんなに遅れて、ごめんね」

それでもまだ半信半疑だったのですが、その翌日、銀行口座に振り込まれていた!

いやあ、脅しただけで効果が!まあ、ね、そんなにすぐできるんだったら、さっさとやれよ、マックス!と、またまた腹が立ったんだけど。それにしても、この役所のご威光はすごいねえ。

で、ちょっと調べたら、ここで債務返済の遅れが確認されると、その情報が他の役所にも伝わり、会社の信用自体に傷がつくので、それで恐れられているようです。

さて、メデタシメデタシなのですが、実は皮肉なことに、半年の遅れは私にとって幸運だったのであります。皆さまご存じのように、円安に振れているでしょ、ここのところ。ユーロ建ての仕事だったのでね。円にかえたら、かなりのプラスになりました。

障子の張り替えとGoogle翻訳

そろそろ年末が近づき、障子の張り替えを考えたりしています。もうだいぶ前から、貼りやすい障子紙や張り替え用の便利な用具(古い障子をきれいにはがすための液体とか)が出回り、素人でも簡単にできるようになっています。

そうは言っても、もちろんプロから見たら、「うわあ、汚いなあ」というようなデキにしかなりませんけどね。でも、大してきれいでもない家ですから、 ちょっとたわんだような障子でも、ま、いいか、ということになる。わざわざお金を払って、業者にやってもらう必要はないかな、と。

そんなことを考えていたら、翻訳にも同じことが言えることに気づきました。例えば、次のような英文をGoogle翻訳で自動翻訳してみます。

We regret to inform you that your novel does not meet our publishing needs.

「我々は、あなたの小説が私たちの出版のニーズを満たしていないことを知らせるために後悔する。」

なんじゃこりゃ?というような翻訳ですが、ちょっとカンのいい人なら、「ああ、出版社に送られてきた小説の原稿を突っ返すんだな」と、見当がつくのではないでしょうか。

We regret..... というのは、ご招待を断るときなどの「断り文」に使う決まり文句で、「残念ながら」という意味です。We regret to inform は「残念ながら、お伝えしなければなりません」というニュアンスですね。Google翻訳さんはその部分を知らないだけで、後はまあまあ訳せているのではないでしょうか。

10年前に英語の知識のない人が訳そうとしたら、辞書を引いて四苦八苦しても、この程度の訳文にすら到達しなかったかもしれません。それが、インターネットでの自動翻訳という便利なものができて、変ではあっても、だいたいどんなことが書いてあるかはわかるようになった。

そこで、社内で会議に使う資料ぐらいな ら、自動翻訳を使って、社員がちょっと手直しすれば、プロに頼む必要はないという考え方になります。そんなわけですから、自動翻訳とは明らかにレベルが違 う翻訳で、外部に配布する文書やウェブサイトの文章として、そのまま使えるような日本語の訳文が書けない限り、翻訳で食べてゆくことは難しい状況です。

私が翻訳の仕事を始めた30年近く前は、ちょっと英語を読むことに慣れていて、辞書の引き方を知っていれば、仕事がありました(すご~く安かったけど、大量にあった)。Google翻訳とあまり変わらないようなレベルでもね。

今は、最初のとっかかりが難しい。卵さ んたちから見ると、のっけから前に立ちはだかるのは絶壁!という感じかも。ただ、そのかわり、インターネットは翻訳の勉強も強力に支援してくれるわけです から、その点は、仕事をしながら試行錯誤を繰り返すしかなかった昔よりは、ずっとラクなはず。がんばって勉強してください。

ちなみに、上の例文は下のマンガの台詞をちょっと簡単にしたもの。

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マンガの意味、わかりましたか?

エドガー・アラン・ポーをエドガー・アラン・タイポーにもじってあるのね。ミススペルのことを typo というので、それと掛けてある。

で、上の吹き出しの中の The Ramen というのはポーの有名な詩 The Raven を1文字だけミススペルしてしまった、という設定です。


いまだに迷走中の翻訳会社

以前に紹介したイギリスの問題ありあり翻訳会社。その続報です。またしても問題勃発!

例のイヤミな会計主任からメールです。オフィスそのままは2年前に一度仕事をしただけなのですが、翻訳者の登録簿には残っているから、登録翻訳者全員に一括送信したメールは送られてくるわけ。

新しい経理システムを導入しようとしたら、インストールがうまく行かなくて、データを旧システムに戻す作業中・・と言っているけれど、ホントかいな?と疑うのは、その次の言葉。

・・・・so that we can start to pay our suppliers again.

「翻訳者への支払いを再開できるよう」ってことは、またしても支払いが滞(とどこお)っていたんだよ!そしてさらに、

Coupled with this, [担当者の名前**]has been signed off work with stress.

ストレス(!!!)で**さんが担当をはずれた・・って、私が仕事を受けた後にも、こちらが知らないうちに担当が代わっていて、前回のメールでは担当者がクビになり、またですかあ?

さらに鼻がモゾモゾしてしまうのは、未払いの請求書を全部、新しい担当者に送ってくれって言うんだよ。経理システムがうまく機能していなくても、請求書のファイルは旧担当者がメールで受信したんだから、経理システムに入れる前に、どこかには残っているのが普通じゃないの?

「大きな金額から優先的に払ってゆくから、すぐに入金がなくても心配しないように 」とのことですが、もう、なんですか、これ。

翻訳者が集うサイトの翻訳会社評価でも、以前は評価が高かったのに、この1年間、支払いの悪さで評価がガタ落ち。

何度もご注意しておりますが、案件の引き合いがあったときは、最新情報を調べて、相手に問題がないことを確認してから引き受けましょう。

円建て払い

日本以外の国の翻訳会社や直接の顧客と取引があると、円高のつらさが身にしみる今日この頃。まあ、次の図をご覧ください。

Usd_yen_chart

Eur_yen_chart

ドルだけでなくユーロもボロボロの状態です。だからと言って、為替と連動した金額での支払いなんて契約書に書いてないしね。

それじゃあ、料金を上げてもらおうか、となると、なにしろアメリカもヨーロッパも経済があの調子ですから、値上げなんて言い出せる雰囲気ではありま せん。それに、新たに契約を結ぶ場合でも、通常の料金をドルやユーロに換算すると、とんでもなく高くなってしまい、そもそも、契約を結ぶこと自体、難しく なっているしね。

先日、3年ほど前から取引があるカリフォルニアの翻訳会社から、時給での編集作業の案件を受けました。契約を結んだときに時給料金も決めてあるのですが、これまでは翻訳だけだったから、時給での支払いは初めて。

メールで「いくら?」「契約書に書いてあるよ」というやり取りをしたら、次のメールで・・

「あの料金で大丈夫?先月、久しぶりに日本に出張したんだけど、なんでもかんでも高くて驚いたよ。前に行ったときは1ドル140円だったからね。おみやげ買うのに困ったよ~。

今回の料金、もっと高くてもいいけど?」

という、ありがたい申し出があり、なんと10ドルも時給を上乗せしてもらいました。小さい仕事だったので、時給10ドル上乗せしても、合計が大した額にならなかったからだと思うけどね。

でも、こんなことは例外中の例外。

そこで、できれば海外の顧客にも円建てで払っていただきたいものですよね。なかなか応じてくれるところはないのですが、日本支社があるとか日本企業 から円で支払いを受けているとか、いろいろな理由で円を持っている会社の場合、円建て料金なら高い感じがしないので、新規顧客を獲得しやすいような気がし ます。実際、オフィスそのままでも、これまでに3社、そういう形の契約に成功しています。契約交渉ではとりあえず、円建て払いを要求してみてはいかがで しょうか?

確定申告:寄付金控除

フリーランス翻訳者だけでなく、給与以外の形で収入を得ている人にとっては、商売上の1年の締めくくりは年末ではなく、この時期です。

だいたいの収入状況は常時、こんな風にして把握しているのですが、確定申告のときに青色申告書としてひとまとめにすると、ささやかな商売ではありますが、それでも浮き沈みがあることが、一目でわかります。

オフィスそのままでも昨日、確定申告の届けを提出し、スッキリ。とはいえ、昨年は思った通り、「特異年」としか言いようがない状況。年間を通じた収 入も減りましたが、毎年最大の繁忙期である3月・4月が、震災の影響で収入激減でした。ああ~、わかってはいたけれど、あらためて泣ける。

しかし、いや、待てよ。わかっていたはずなのに、旅行に出てしまったのは、どこの誰でしょうか。むむむ。あの数週間、遊ばないで働いていたら、こうはならなかった(かもしれない)。ああ~、自分が情けなくて、また泣ける。

いや、だがしかし!あれはしょうがなかった。犬が死んで、どこかに行かないと、心がどうしようもない状況だったのだ。よしよし。これでいいのだ。

な~んて、確定申告の時期には、昨年1年の出来事をあれやこれやと振り返ったりもするのです。

ま、それはそれとして、寄付金控除を受ける方へのご注意です。新たに認定NPO法人寄付金特別控除というのができて、認定NPO法人(プラン・ジャパンのような公益財団法人も)への寄付金について、従来の「所得から差し引かれる」控除か「税額」からの控除か、どちらかを選べるようになりました。よほど多額の寄付をしていない限り、税額から引かれる方がいいわけ。

寄付した方へは、各団体から通知が来ていると思いますが、その説明がわかりにくく、私も所得税の申告書に記入する段になって、ようやく気づいた次第です。記入方法を紹介しますね。

まずは、所得税の申告書。

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これは青色の用紙ですが、白色でも基本的には同じです。「所得から差し引かれる金額」の16欄が寄付金控除で、以前はここに記入していたはず。ここには記入しないで、計算を進めてください。

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右側の27欄に税額を記入したら、次の用紙で控除額を計算します。

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わけがわからんという感じですが、とにかく指示通りの数字を、記入した所得税の申告書から書き写すと、最後に控除額が計算できます。その数字を上の31~34という欄に記入。その額を税額から差し引いた数字が、39の差引所得税額になります。

では、皆さま、グワンバッテ、源泉徴収された税金の幾分かでも、取り戻しましょう。

Windows 7の便利な小技

メインに使ってきたノートブックパソコンが、まもなく満5歳を迎えようかという高齢になり、昨年4月に増設したメモリも、すでに不足気味。ようやく重い腰を上げ、新しいパソコンを買いました。

この不景気にねえ、と思ったりもしますが、不景気だからこそ仕事の効率化を図り、競争力アップだ!・・かな?それとも、キレイな動画が見たいのかな?へへへ。

ま、それはともかく、メーカーはヒューレットパッカードにしました。そもそも世界最大のパソコンメーカーだったコンパックをHPが吸収したので、性 能などは定評があります。ただ、企業中心の営業展開で、個人ユーザーへの営業はかなり出遅れていた模様。そのため、個人向けパソコンのサポートが悪かった みたい。ところが、最近はCMにAKB48を起用したりして、個人ユーザーに力を入れてきた。それなら、サポートも充実させるのではないかと踏んで、決定 したわけ。

デスクトップ型で、夏の暑さが気になるので、スリムではない、スタンダードな本体にしました。Pavilionシリーズのp7-1040jpという モデル。CPUは生意気にも、Intel Core i7という最速のにしました。ゲームをやらないから、そんなに速くなくてもいいんだけど、これから5年先に、どのような速度が必要になるかわからないから ね。メモリも8GB積むことにしたけれど、これは本当に、いつか増設が必要になるかもしれない。

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やっぱり大きいね。でも、デスク周りにうまい具合にはまったので、満足。モニターが23インチあるので、こんなことができます。

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作業中のワード文書とインターネット辞書と参考資料のエクセル文書を一画面に開けます。肝心の(やっぱりこっちが肝心なんだ~と、ひとりツッコミ)動画は、と言うと・・


むふふふ。いいわあ~ん。

マシン自体も満足ですが、今回の買い物で拾いものだったのが、Windows 7です。立ち上がりやシャットダウンが速いし、システム内の検索もサクサク行くというのは知っていたのですが、仕事に便利な小技が、思いがけず良かった。

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付箋もタスクバーも以前からあった機能ですが、いまいち使いものにならん状態でした。それが改良され、これは使いものになる。

付箋はいくつも付けられ、サイズも変えられるし、色も付けられるので、これがあれば、いわゆるTODOリストは不要です。ずらして重ねておけば、邪魔にもなりません。仕事上のやり取りを、ここにメモしておくと便利。

タスクバーも便利になりました。例えば、よく使うプログラムはタスクバーにドラッグするだけで、タスクバーからクリック1つで実行できます。タスク バーにあるアイコンを右クリックすると、ジャンプリストという、最近使ったファイルのリストが表示されます。複数のファイルを同時に開いていると きは、タスクバーに少しずつずらした状態で表示されるので、これもわかりやすいし、タスクバーに小さく表示した状態で終了することができて便利。

しかしまあ、あれですな。業務効率アップ!なんてハシャイでブログを書いてる間に、仕事やったらどうなんだ?っていうのは、まことに正論。

«君子は危うきに近寄らないのだ

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