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円建て払い

日本以外の国の翻訳会社や直接の顧客と取引があると、円高のつらさが身にしみる今日この頃。まあ、次の図をご覧ください。

Usd_yen_chart

Eur_yen_chart

ドルだけでなくユーロもボロボロの状態です。だからと言って、為替と連動した金額での支払いなんて契約書に書いてないしね。

それじゃあ、料金を上げてもらおうか、となると、なにしろアメリカもヨーロッパも経済があの調子ですから、値上げなんて言い出せる雰囲気ではありま せん。それに、新たに契約を結ぶ場合でも、通常の料金をドルやユーロに換算すると、とんでもなく高くなってしまい、そもそも、契約を結ぶこと自体、難しく なっているしね。

先日、3年ほど前から取引があるカリフォルニアの翻訳会社から、時給での編集作業の案件を受けました。契約を結んだときに時給料金も決めてあるのですが、これまでは翻訳だけだったから、時給での支払いは初めて。

メールで「いくら?」「契約書に書いてあるよ」というやり取りをしたら、次のメールで・・

「あの料金で大丈夫?先月、久しぶりに日本に出張したんだけど、なんでもかんでも高くて驚いたよ。前に行ったときは1ドル140円だったからね。おみやげ買うのに困ったよ~。

今回の料金、もっと高くてもいいけど?」

という、ありがたい申し出があり、なんと10ドルも時給を上乗せしてもらいました。小さい仕事だったので、時給10ドル上乗せしても、合計が大した額にならなかったからだと思うけどね。

でも、こんなことは例外中の例外。

そこで、できれば海外の顧客にも円建てで払っていただきたいものですよね。なかなか応じてくれるところはないのですが、日本支社があるとか日本企業 から円で支払いを受けているとか、いろいろな理由で円を持っている会社の場合、円建て料金なら高い感じがしないので、新規顧客を獲得しやすいような気がし ます。実際、オフィスそのままでも、これまでに3社、そういう形の契約に成功しています。契約交渉ではとりあえず、円建て払いを要求してみてはいかがで しょうか?

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