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2017年2月

クリスマスローズ

庭への入り口にあるクリスマスローズは、元々鉢植えだったのを露地に移したもので、鉢のようにさえぎるものがないから、べつに栄養を与えなくても毎年、大きくなり、花の数も増えます。今年も増えました。(クリックすると大きい画像)

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コミュニティセンターで仕事

うちの近所ではもっぱら「コミセン」と呼ばれている。利用してますか?

子連れママがオシャベリしたり、オバサンたちがハワイアン踊ったり、定年退職したオッサンが将棋したり、そんなところだと決めつけているあなた。いけませんねえ。

もちろん、そういうことができる場所ではあり、会議室や和室や調理室や、いろいろ集会を開けるようになっています。でも、最近のコミセンはフリーランサーが仕事場に使えるぐらいに設備も「フリー度」も充実している確率高し。

私がよく利用するのは、スポーツジムに行く途中で寄る、ここ。

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3階建てて駅から徒歩5分。1階にコーヒーや軽食を注文できるカフェがあり、私はたいていそこで買ったコーヒー(200円)を持って、2階か3階のフリースペースに行きます。

フリースペースには壁に沿って設置されたテーブルと部屋の真ん中に置かれた丸テーブルがいくつかあり、WIFIがあるのでインターネットに接続でき、充電用のコンセントありで、しっかり仕事ができてしまいます。

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疲れたら、外の風景も見える。今日は曇っていて、あまり見えないけど。

フリースペースなので、話をしながら活動している人もいますが、それはスタバなどでも同じですから。ここなら無料。

いったいなぜ、わざわざ外で仕事するんだ?と疑問に思われる方もおられる?

いやー、それは猫と一緒に暮らしたことのある方なら、なんとなくおわかりいただけるのではないかと。なんかねえ。仕事をする気をそぐ動物だよねえ。猫というのは。「なんでそんなことしてんだか、わかんニャ~い」と言われているようで。「お前らのフードを買うためだよ!」と言いたいんだけどさ。

それに、うちではオッサンを病後、つい甘やかしたものだから、今や、一日に何度も、ギャオ~ギャオギャオ~(おやつ出せ~)と、わめくようになってしまいまして。

それで、スポーツジムに行く時刻の2時間ぐらい前に、家から逃げ出し、ここで仕事に集中!です。ホント。笑っちゃうほど仕事がはかどるんですよ。

追記:飲み物などの持ち込みもいいみたいです。ちゃんと確認していないけど、マイボトル持参率がかなり高いので。


13. セノーテで泳ぐ

4月5日(火)
Dzibilchaltun というメリダ郊外の遺跡を訪ねることにしたのですが、この Dzibilchaltun が問題で。Dzi って、どう読むの?スペイン語学習には出て来なかったぞ。バスかタクシーに乗るときに、どこに行きたいか、ある程度わかるように言えないとね。

で、そちら方面に向かうバスが発着する通りで、交通整理をしていた男性にたずねたら、スィビルチャルトゥンだそうで。いや、私の耳にはそう聞こえたというだけで、ひょっとすると違うかもしれません。最初のスィは舌を噛むのかも?と、まったく自信なく、それでも、その男性や途中の店の人にききながら、まずはバスを探す。

でも、これがもう、全然わかんない!普通に人で混み合う普通の通りに、次々とバスが来て停車し、乗客が乗り込みますが、停留所はなし。バスの行き先表示は、当然、終点しか書いてない。そんな通りが並行して2本ある。その2本の通りを何度も往復しているうちに、最初たずねた男性のところにまた戻ってしまい、「あんた、まだ探してんのか!」と、なぜか、おっさんは私を怒る。でも、あらためてしっかり教えてくれました。

どうやらここらしいというところを見つけ、バスを待つ人たちにきいたら、そちらの方面に行くバスは本数が少ないらしい。そこで結局はタクシーにしました。最初からそうしておけばよかったんだよなあ。

この遺跡は紀元前からスペインによる侵略までの長い歴史があり、その間、ここでは集落というか都市というか、そんなものが拡大縮小を繰り返してきたとか。そのため、こんな

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古代住居跡みたいな部分もあれば、

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こんな後代の、すでに立派な建築物もあります。太陽の運行を見て、絶好の機会をとらえれば、中央の戸口の向こう側からこちら側まで、太陽光線がピカーッと貫通する光景を見られるとのこと。(クリックすると拡大写真)

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これは植民地時代の教会跡。半野外なのね。

さて、今日はカンカン照りで、遺跡見学でフラフラですが、でも、心配はいらないのだ!すぐに体を冷やせます。なぜかというと、遺跡の一部にこんなものが。

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池じゃないんですよ、これ。セノーテといいます。スキューバダイビングをする人ならご存知ではないかな。石灰地層が陥没してできた穴に地下水が溜まったもので、地表ではこんな風に池にしか見えませんが、実は井戸のような形をしたものなのです。とても深いので、スキューバで潜るわけ。この写真の正面あたりが穴になってたんだったかな?

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溜まり水ではないので、水がきれいで、ほぼ透明です。この写真、普通のカメラで周囲の岩の上から撮ったんですよ。

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魚も泳いでいます。服の下に水着を着て行ったので、着替える必要もなく、服を脱いでボッチャン。スノーケルで水中を見たり、ほんの2メートルぐらいだけ潜ってみたりしました。

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ご家族連れなども来ていて、みんなで楽しくボチャボチャ。

遺跡とセノーテで一日のんびりして、帰りは急ぐ必要もないし、なかなか来ないバスを辛抱強く待って、メリダまでご帰還。早めの夕食は可愛いレストランで。

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モーレというチョコレートを入れたソースで下が見えませんが、これはエンチラーダ。ココナッツがかかっています。エンチラーダにチョコレートと聞くと、ちょっとビックリですが、これが旨い。

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お勘定ね~と言ったら、お店の人と一緒に、なぜかウサギ登場。食材ではない・・と思うよ。





12.メリダ

最初の印象通り、メリダは居心地のいい町でした。人口80万人というので、かなりの規模の都市であり、実際、商店街は人でごった返し、グズる子どもを親が引きずり、屋台から肉を焼く臭いが立ち上り、女の子たちはピチピチジーンズという喧騒の巷。でも、そこを過ぎれば・・

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気品ある古都の雰囲気を満喫できます。大聖堂は中南米の都市では定番ですが、

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こういうゆっくりできる広場があるのがうれしいのだ。のんびりした南国ムード。

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そして、賑やかな通りを抜ければ、こんな町並み。カンペチェではいかにも観光用でしたが、ここでは普通の店舗やアパートで、日常生活に溶け込んでいます。さらに、ある教会を囲む壁には

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キャワイイ~!と、おばさん、思わずハシャイでしまいました。monja は尼さんという意味です。通称 Las Monjas という教会なんですね。

とはいえ、やはり植民地だったという過去の苦い味は、あちらこちらに残っています。当時の貴族の屋敷内を保存した博物館の外壁には・・

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直立した騎士2人は侵略者のスペイン人。騎士が踏みつけているのは先住民の頭。いまだにマヤ系の人たちが恵まれない立場にいることを考えれば、昔のことと片付けられないというか・・・。

そうそう。この博物館の中で、失敗してしまったのだ。私のすぐ後に、小学校低学年の子たちが社会科見学でぞろぞろとやって来たのです。普段そんなことしないのに、なぜか、その集団にカメラを向けてしまったのですよ。すかさず、引率の先生に、「これこれ、やめなさい!」と厳しく注意されてしまいました。失礼いたしました!

メリダは(というか、メキシコ全体がそうなのだけれど)食べ物も旨い!ここは安くてボリュームがあるマヤ伝統料理の人気店、La Chaya Maya。

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メインは鶏肉を玉ねぎやアチョーテと一緒に炒めたものをバナナの葉にくるんで蒸した料理。マヤの料理は一般のメキシコ料理ほど辛くない・・と思うけどな。

左上の緑の飲み物は、チャヤ(店名の Chaya はこれのこと)という葉のドリンク。チャヤは学名 Cnidoscolus aconitifolius。トウダイグサ科の灌木で、葉を食用にします。いかにも「葉っぱ」という青臭い味ですが、気分がスッキリするね。

そしてそして、宿も良かった。Luz en Yucatan (ユカタンの光?)という、ロンリープラネットでもトリップアドバイザーでも好評の中級(6000円ぐらい)宿です。

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いい感じでしょ?突き当りのドアから出ると、小さいプールがあります。部屋はやたら広くて、大きなベッドが2つ。バスルームは広くてピカピカ。wifi 完備。上の写真のようにロビーも広々しているので、そこでゆっくりしてもよし。宿の人たちは、とっても気さくで親切よ。

ただし、人気の宿で、しかも部屋数が少ないので、予約は必須かと思われます。ウェブサイトから簡単に予約できますよ(英語版あり)。「自分は成功者だと思いますか?」なんていう質問があって、「すんごく」、「まあまあ」、「ぜんぜん」のどれかを選ぶようになっています。どれかを選ぶと、それに合う値段の部屋が紹介されるという案配になっている。私は「まあまあ」にしたので、だだっ広い部屋になったのか?

 





11. ウシュマル遺跡

4月4日(月)

田舎町サンタエレナ(失礼!)で思いがけず居心地の良い宿に泊まり、生演奏付きのレストランでマヤの伝統料理(野菜が多くて健康的です)に舌鼓を打ち、ゆっくりできました。

翌朝は小雨が降ったりやんだりで、ちょっと残念。バスで30分もかからないウシュマルの遺跡へ。詳しい説明はこちらでどうぞ。(2種類の料金を払います。国立人類学歴史学研究所の料金65ペソとユカタン州に払う料金148ペソ)

評判にたがわず、ここは良かった。カラクムルでは深い密林に埋もれた古代都市の壮大さに圧倒されたわけですが、いかんせん、まだ発掘が少ししか進んでいない。

それに比べ、ウシュマルはすっかり発掘され、建物の壁面に浮彫りされた装飾も細かい部分までクッキリと見えます。それに、なんといっても、建物自体が美しいのよ。

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ピラミッド。「魔法使いのピラミッド」と呼ばれているのかな。あ、大きさがわかるように、人が入っている写真も。

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こんな感じ。

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当時(700~1100年)、何に使われていたのかは不明ですが、何か公の施設だったようです。

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ここは後にスペイン人が「尼僧院」というあだ名を付け、今もそう呼ばれていますが、もちろんそんなものではなく、住居跡とのこと。都市全体では2万5000人ぐらいの人口があり、その中の支配者層がここで毎日暮らしていたのですね。壁はくまなく装飾されています。インドの遺跡を思い出してしまった。

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壁面の装飾。すばらしいです。

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シンボル?かな?ちょっとカワイイね。

ほとんど観光客もおらず、いや~これはいい、なんて悦に入っていたのですが、バスまで時間があるから、敷地内のレストランに入ったら、軽食をとった(野菜炒めみたいなの)だけなのに、218ペソ!(1300円ぐらい)やはり観光地なのだ。

そぼ降る小雨の中、道路脇で12時のバスを待っていたら、なかなか来ない。結局、バスが来たのは1時ちょっと前でした。

次の目的地メリダまで、たしか2時間ぐらいだったと思います。夕方になる前に着いたから。バスが市街地に入ったときから、「あ、いい町だな」と感じました。発着所を出て、タクシーを探している間、道行く人たちの生き生きしつつものんびりした表情を見て、ますますその実感が強くなる。そういう感じって、わかるんだよねえ。




10.ようやく気づいた事実

4月3日(日)←この日付に注目

おとぎの国のようなカンペチェからさらに北上を続け、ウシュマルというマヤ遺跡へ向かいます。ウシュマルは中南米遺跡の専門家の間では建築物の美しさが絶賛され、遺跡にぜ~んぜん詳しくないバックパッカーの間では「雰囲気あるうう」ということで、とっても人気があって、メキシコのマヤ文明遺跡でどこか一つと聞かれたら、やっぱりウシュマル!と勧められることが多い遺跡です。

しかし!その近くの宿へ向かうバスで問題勃発。

メインの高速バス路線ではなく、普通のバス路線なので、ネットで時刻表を調べたり予約したりできず、午前中にバス発着所まで行って、お昼頃のバスの切符を買っておいたのでした。で、発車時刻の少し前に余裕綽々で行ったら、ありゃりゃ~。もう出てしまっていた!

えっ、なんで?とわからないまま、窓口の人に、「じゃ、次のバスの切符を・・」と言ったら、「もう窓口での販売は閉めたから、そこにいる男性から買って」とのこと。

そこにいる男性っていうのは、60歳ぐらいのおっさんで、昔懐かしい停留所の番号が書かれた紙の切符にハサミで穴をパチンとあけて、売ってくれました。このおっさんに前のバスを逃した理由がわからんと言ったら、なんだか嬉しそうに、

「自分の時計を見てみな。何時だ?」
「えっ。12時ちょっと過ぎだけど・・」

おっさん、妙に得意げに自分の腕時計を見せる。あっ!1時過ぎだ!

「あんた、ここんとこ旅行してただろ。今日は何日だ?」
「あっそっかー。4月で夏時間になったんだ!ぜんぜん考えてなかったよ!」

と叫んだら、おじさんと一緒に、まわりでバスを待っていた人たちも大笑い。

でも、ふと壁にかかっていた時計を見たら、それもまだ変えてないのであった。それを指差して、

「ほら、ほら。見て見て!時間を変えるのを忘れたのは私だけじゃないよ!」と訴えたら、それでまた全員、大笑い。

次のバスに乗れたので、バス代を損しただけで済み、まあ、いいかな。

5時間後、もう暗くなってから、遺跡に近いサンタ・エレナという町に到着。インドのオートリクシャみたいな原付きタクシーがちょうど通りかかったので、それを呼び止めたら、若いお母さんと息子らしい先客が乗っていて、あら、いいのかしら?

でも、運転手のお兄さんは「ダイジョブだよ。本当はもう仕事は終わりで、友だちを家まで送っていくところなんだ」と。女性と男の子もニコニコして、乗って乗って、という感じ。

運転手さんに「へ~、日本人なの?スペイン語うまいね。でも、マヤ語はできる?」と言われ、「いやー、マヤ語は全然。あなたはマヤ語もできるの?」と答えたら、彼はそもそもマヤ人なのでした。小学校に入るまで、スペイン語はあまり話せなかったそうで。

10分ぐらいで到着。ちょっと面白いなと思って、ネットで予約した宿。

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その名もThe Pickled Onion「酢漬けの玉ねぎ」。経営者の女性が英国人で、Pickleとかいう名字なのでした。

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庭がとてもきれいで、部屋もステキ。こんな田舎なのに、金庫まで備え付けてありました。レストランもあり、というより、町では宿よりもレストランとして知られているみたい。料理はおいしいし、それに、こんな音楽付きなのであった。

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