« 2017年4月 | トップページ | 2017年6月 »

2017年5月

て形(てがた・・じゃないよ)

日本語ボランティア入門のコースも、いよいよ日本語の教え方自体に進みまして、「て形」なんていうものも登場して、なんですか、これ?う~ん、と唸りつつも、なにしろ妙齢の男女が多いので、恥をかくことなんて全然平気で、私も含めてドンドン無知をさらけ出し、笑い声が絶えません。

「てけい」と読みます。日本語学習者の間では、「てform」なんて英語混じりで言ったりもします。「する→して」、「行く→行って」、「話す→話して」というやつです。

Teform170528

実はずーっと大昔、30年ぐらい前のまだ大学院生だった頃に、日本政府の奨学金を受けて留学していた(というか、実はチリ独裁政権から逃げてきていた反体制の方でした)チリ人の女性に日本語を教えたことがありました。

スペイン語もできないし、語学系ですらなく、もっと言ってしまえば、文化系ですらない、生物学科の学生であった私が、なぜ日本語を教えることになったのか、まったく不明です。ただ、大学でいちばん貧乏な学生の一人で、毎日朝から晩までアルバイトに走り回っていたので、文部省(当時ね。今は文科省)から予算が出る、このけっこうおいしい(金額は記憶していませんが、金額を聞いたときにビックリしたことは覚えている。それほど高かった)アルバイトを、大学が回してくれたようです。

日本語を教えた経験などなかったので、動詞の活用表を自分で作ったりして、けっこう頑張ったつもりですが、その留学生の女性はすでに三十代半ばで、記憶するのは難しかったみたい。

今は日本語学習者が増えたから、教える側も学習者側も、いろいろ工夫しています。歌でパターンを覚えよう!なんていう試みもある。辞書を引いたときに出てくる基本形で、最後がどの音かによってパターン分けする。例えば、「結ぶ」のように「ぶ」で終わる言葉は「んで」になるとかね。

結論から言えば、「急がば回れ」で、全部、例文で覚えてしまった方が、いいような気もしますけれど。

こんな楽しいのもあった。

撮れてた!

今朝は得意なオフィスそのままなのだ。

何が得意かというと・・・

Kogera170520

コゲラ!

朝ご飯を食べ終わって、カシャカシャ歯磨きしていたら、いちごが妙に熱心に庭のミモザを見ている。な~に見てんの?と近寄ろうとしたら、カツカツカツと音がしてきました。

ん?

あっ!これはひょっとして、コゲラ?!

実は先日、撮り損ねていたので、すぐにピンときまして。でも、こういうときに常にネックになるのが、窓や網戸を開けなければならないということです。その音で鳥が逃げてしまう。

ダメかなあと思いつつ、カメラをつかんでベランダに出ました。ヤミクモ!って感じでシャッターを押しましたが、その一瞬後にコゲラは逃げてしまったので、撮れているかどうか不明。

おそるおそるファイルを開けると、撮れていた!ボケボケですが。でも、まあ、いずれピントが合った写真が撮れる日を祈念してですね、今日はこれで良しと。

それにしても、やはり犬って、すごい。木をたたく音がする前に、いちごは鳥が来た気配に気づいていた。ただ、「ご注進!」というわけにはね、いかないですわな。そんな大事なものとはわからないものね。

今年も咲きました

毎年、代わり映えもしませんが、やはりきれいに咲いたのはうれしいので、ちょこっとね。(クリックすると拡大写真)

Rose1705151

Rose1705152

Rose1705153

玄関先ではカエルもがんばってます。

Flowerpot170515_2



言葉のボランティア入門(あくまで入門ね)

もう10年前から徐々に仕事を減らしてきました。60を過ぎたら少しずつ仕事からボランティアにシフトして・・・という考えでね。

今のところ犬関係だけですが、本当は人を相手にするボランティアをしたかった。30年以上、英日の翻訳をやってきたし、スペイン語と中国語を学習中でもあるし、できれば中高生の英語の勉強を助けたり、日本で暮らす外国の人を手伝ったりするのがいいかな、と。

でも、ボランティアをするのにも、基礎知識とか実地研修とか、必要でしょ?どうすればいいのかなあと、市や県のボランティアグループを探していたのです。でも、なかなか見つからない。

それが最近、ようやく気づいた。見当違いのところを探していたのだ。「言語」の方で、それも行政のサイトを探せば良かったんですよ。

Kanagawaacademia170513

で、国際言語文化アカデミアという組織の日本語ボランティア入門講座というのに通い始めました。1回1コマ90分で4カ月というコースと、1回に2コマで2カ月という速習コースがあり、真夏に通うのはいやなので、ちょっと力こぶを入れて頑張り、速習コースを選びました。

初日、「4~5人しかいなかったら、どうしよう~。居眠りできないなあ」と、おびえつつ行ったら、定員いっぱいの20人。平日の午後なのに。やっぱり私のような年齢で、何かやりたいと思っている人が、けっこういるんですね。

でも、20人もいても、やはり居眠りなどは絶対できないようになっていたのだ!

1テーブルに3~4人ずつで、講師の講義とテーブルごとの討論が、ほとんど半々ぐらい。討論の結果を発表しなければならないし。こういうことに慣れていない私としては、キンチョーの連続。

しかも、受講者のみなさんが、すでに言語以外のボランティア経験を積んでいるとか、職場で何カ国もの国籍の人たちと毎日接しているとかで、「この講座の成果をすぐに活かすぞ!」という決意がみなぎっているのだ。

うわあ~、大変なところに来てしまった~。どうしよう・・・。私はそこまで真剣じゃないんですう・・・なんて、とても言えそうもない雰囲気。

講師の方への質問もバンバン出て、皆さん、けっこう厳しい。コース自体への批判も、初回から出たりして。ウワワワワ。

Venus's Flytrap ハエトリグサ

ハエトリソウ、ハエジゴクなどの別名もあります。北米東海岸原産の食虫植物。

Daniel Chamovitz(ダニエル・チャモヴィッツ)という植物学者が書いたWhat A Plant Knows(和訳「植物はそこまで知っている」)という面白い本を読んでいたら、この植物のことが出てきたので、ネットで検索したら、こんなものも売っているんですね。

今日届いたのですが、育て方を読んだら、そもそも人間が餌を与える必要はない。自分で勝手にハエなどの飛んできた虫をつかまえて食べるそうです。

それどころか、葉を閉じるために相当のエネルギーを使うとのことで、面白がって何度も虫や肉を与えると、ハエトリちゃんが疲れてしまい、生育によろしくない。それは厳禁!でもまあ、とりあえず一度やってみました。

見た目はこんなの。3号ポットの直径は10センチ足らず。ちっちゃくて、かわいい。

Venusflytrap170508

飼っているミミズの中で、まだ小さい、ちょうどいい大きさのを与えてみました。途中でミミズを落としてしまい、あわてたので、よく撮れませんでしたが、葉が閉じるところは撮れていました。


疲れさせたくないので、1週間ぐらいしたら、またやってみます。次は落とさずに、ちゃんと撮りたい。

ちなみに、湿地性の植物なので、水を切らしてはいけません。腰水を使うと良さそうなので、水を入れたお椀の中にポットを置いてあります。

(今、動画を再生してみたら、どういうわけか、ちょうど閉じたところでカタッという音が入ってしまっています。それは偶然どこかで音がしただけで、葉が閉じたのとは全く無関係です。)

16. ガタイがいい!

オンボロタクシーでヒヤヒヤしながら、なんとか宿までたどり着き、ヤレヤレだったのですが、それどころか、どうも私は運転手のおじさんが気に入ってしまったんだか魔が差したんだか、キューバ滞在最終日の空港までのタクシーも、おじさんにお願いしてしまったのだ。う~ん、自分でも不思議だ。

宿はこれまたオンボロなビルの3階で、イタリア人男性とキューバ人女性の30代~40代ぐらいのご夫婦が経営する民宿(カサ・パティクラール)。民宿とは言っても、自宅ではありません。自宅は別にあり、2LDKのアパートを借りて、宿として経営している。えっ?社会主義国で宿を「経営」なんかしていいの?と、首をかしげたあなた、鋭い!

キューバという国の地理や歴史についてはこちらの説明を見ていただくとして、個人旅行者にとり重要なのは、何と言っても「カネ」。つまり経済面の基礎知識です。

キューバは米国からの経済制裁に加え、1990年代のソ連邦崩壊で経済的な支えを失うという大打撃を受け、その後10年以上にわたるいわゆる「特別な時代」に突入し、キューバ国民は窮乏生活を余儀なくされました。それを皆さん、耐え忍んだわけですが、いくらなんでもまずいだろうということで、一党独裁の社会主義国家ではありますが、一般国民の外貨所有・使用許可、一部市場経済導入(農業組合で作物を市場で売るとか、自営業を営むとかね)、不動産の所有・売買の許可など、少しずつ経済改革が進んでいます。

Hostalhavana170502

というわけで、カサ・パティクラールは政府公認の民宿(上の写真にあるのが公認宿のマーク)で、だいたい1泊20~40ペソ(20~40米ドル)ぐらい。

キューバのお金については説明が必要です。ちょっと驚きなんですが、キューバでは2種類の通貨が使われています。われわれ外国人旅行者が主に使うのはCuban Convertible Peso(キューバ兌換ペソ)。頭文字を取ってCUC(クック)と呼ばれ、ドルと等価です。一般キューバ国民が使うのはCuban Peso(CUP)。で、こちらはCUCの25分の1の価値しかない。

ここんとこ、しみじみお考えいただきたい。「そんなこと、どうして可能なんだ!」とビックリしませんか?25倍ですよ。ビックリですよね。しかも上記のように、外貨の使用が認められているので、外国人だけでなく、普通の国民も両方を使っているわけ。ですから、たとえばこの民宿やタクシーのように、CUCで料金を受け取る人たちと、以前と変わらず公務員として勤務し、CUPで給与を受け取る人たちとでは(人数としては、いまだにこちらの方が多い)、収入にとてつもない差がついてしまうのだ。CUCで稼ぐ人たちも政府にかなりの割合を収めているとは思いますが、それでも、相当の差があると想像されます。ですから、いまだに公務員が多いとしても、たとえば教師をやめて民宿を経営、というような人が増えています。それに、本来の仕事よりも、こっそりやっている副業の方が稼ぎが多い、という人も、かな~り、いると見たね。政府はこの異常事態を早く是正して、格差を縮めないとね。国民はジリジリしているぞ。

Cubannotes170428_2

これがその2種類のお金。上がCUPの硬貨とお札。下がCUCの硬貨とお札。現物のお金自体、CUPは安っぽい。CUCのお札はカラー印刷だもんね。紙の質も違う。CUPはふにゃふにゃ。CUCはパリッとしてるよ。

われわれ外国人旅行者は、宿泊、長距離バス、タクシー、外食など、ほぼ100%近く、CUCを使います。屋台でアイスクリームを買うときなんかはCUPですけどね。

さて、午前中に着いたので、さっそく街に出ました。で、まず気づいたこと。

道を行く皆さんのガタイがいい!

いや、つまりね。数十年間の窮乏生活で、食糧不足もあったというので、皆さん、体型はどうなのかなあと思ったわけよ。そうしたらね。

Havana1704221

この写真のお二人。20代かな?30代かな?ぐらいで、「特別な時代」に子供時代を送ったとおぼしき年齢層です。すご~く大雑把ですが、こういう体型が普通。立派な体格でしょ?横幅が広いんだけど、ブヨブヨ太っている人は皆無。男女を問わず、肉が詰まっていて、バーン!としてる。窮乏生活といっても、しっかり食べてはいたのではないかと。


« 2017年4月 | トップページ | 2017年6月 »

Twitter