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タイニー・デスク・コンサート

米国にNPR(National Public Radio)というラジオとインターネットの番組を制作・配信する局があります。営利目的ではなく、予算の1割強は連邦政府からの補助で、パブリック=公共と謳っている民主的な局が、トランプ政権の下で生き残っていけるのかしらと心配ですが、まあ、今のところ、もっているみたい。

Tinydesk

この局の Tiny Desk Concert(タイニー・デスク・コンサート)という番組を YouTube で視聴できます。その名の通り、普通のオフィスのデスクと本棚の間の空間にミュージシャンがギュギュッとすし詰め状態になって、数十人の観客を前に演奏する(3曲に決まっているのかな)というもの。

ラインナップは多彩という以外に表現のしようがない。無名でも有名でも全く関係なし。小さい場所で少人数を前に表現したいものがある、というミュージシャンであることが条件なんでしょうね。

たとえば Tank and the Bangas(タンク・アンド・ザ・バンガーズ)。毎年開催されるタイニー・デスク・コンテストの2017年優勝者。


ニューオーリンズ出身の音楽ジャンルを問わないタイプのグループ。確かに新しいのですが、物語として語られる曲が多く、太古の昔に音楽というものが発生したときと変わらない、だれかに話したい、みんなで楽しみたい、という雰囲気が基調だと思う。ライブで演奏するたびに、ガラリとアレンジを変えていて、そこも魅力のひとつです。

同じコンテストの数年前の優勝者はこの方。



この番組でしか知りようがなかった音楽です。

一方、こんな方も出演します。説明はいらないでしょう。


あっと驚く、こんな、いわゆる「ビッグ」な歌手まで出演していました。


新しい彼女と世帯を持った元カレに、「気にしないで。いつか私だって、あんたのような人を見つけるんだから」と精一杯の強がりを言うという、号泣する女性ファン続出のこの曲。歌詞の内容からして、巨大なコンサートホールで何万人もの観客を集めて歌うのは場違いだなあと思っていたのですが、タイニー・デスク・コンサートならピッタリ。

それと、録音して販売するときは、彼女ほどのテクニックのある歌手でも、音程のはずれを修正したり、効果をかけたりするでしょ。それで完成度が高くなるわけだけれど、きれいにしたもので心の傷を表現できるのかなあと疑問ですよね。ほら、テレビドラマなんかで、瀕死の病人がバッチリ厚化粧したりしているじゃないですか。ああいう違和感を覚えてしまう。これはほんとうに「生」だもんね。

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