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第11回:カングラ渓谷鉄道

4月19日(火)

居心地の良いチャンバを離れ、今日は旅行の目的のひとつであるカングラ渓谷鉄道に乗車します。チャンバからいちばん近い鉄道駅まではバス。途中は切り立った崖また崖の山道が続き、時折、山羊の群れをつれた農民と出会います。

Shep0319

道幅が狭いと、すれ違うのはかなり困難になり、ベ~~~ベ~~~と山羊の皆さんは大騒ぎ。

Shephard0319

私の写真が下手で、ぜんぜん見えませんが、この左側はすぐに崖なのでして、にっちもさっちも行かんという状態なのです。しかも、この混乱に乗じ、な のか、あるいは単に仲間に押されてしまったのか、四つ足の強みを発揮して、崖を降りようとする山羊がいる。おじさん、大弱りの図です。バスのドライバーは バオバオとクラクション鳴らしっぱなしだしさ。

約5時間でカングラマンディルという、この線全体のちょうど真ん中あたりにある駅に到着。

Kangramandir0319

プラットフォームから遠くの山々を眺望。こうして後になって写真を見ると、いかにも風光明媚なのですが、恐ろしいことに、チャンバに2日いただけで 風光明媚慣れしてしまい、その時は、あまり感銘を受けなかったような・・。旅行というのはこういうことがあるから、計画通りには行かないんだよなあ。

Kangravalleyrailway0319_2 そして、これも大ポカなんですが、肝心の列車の写真を撮っていない。ヒマーチャルプラデシュ観光公社©の写真をお借りします。こんなディーゼル列車。

インドには観光客に人気の有名な山岳列車がいくつかありますが、カングラ渓谷鉄道は周囲に観光地がないので、こんなに美しい景観を望めるのに、観光 客の姿はなく、ごく普通のローカル列車です。観光客が収入源になると、どうしても観光客向けに飾りをつけたり、サービスを良くしたり、鉄道会社が余計なこ とをしてしまい、陳腐になりがちなので、私は土地の通勤通学客が普通に利用する列車の方が好きなのです。

Timetable0319 これが時刻表。14:24発の列車に乗るつもりで、13時ぐらいから待っていたのですが、その時刻になっても、切符売り場さえ開かない。あくびをしながら待ち続け、ようやく15時過ぎに列車が到着し、15:10発。先が思いやられるのであった。

Landscape0319

「世界の車窓から」って感じでしょ。こんなところを列車はガターンゴトーン、ガターンゴトーンと進むのでした。

Family0319

同じ車両に乗り合わせたご家族。私が通過する駅名を読み取ろうとしていたら、お父さんが助けてくれました。

途中でトークン交換を目撃したことは、以前に書いたので、こちらでどうぞ。

悪い予感が見事に的中し、故障の修理などで、列車は遅れに遅れ、終点に到着したときにはすっかり夜。町の灯りが遠くチラチラときらめき、夜風が肌に冷たく、久方ぶりに夜汽車の雰囲気を味わいました。

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