« 第3回:ダッバーワーラー | トップページ | 第1回:ムンバイ »

第2回:ムンバイ各駅停車

3月24日(月)

今日は夜行に乗るまで時間があるので、まずはムンバイ中心地から郊外へ向かう列車に乗ることにしました。あてもなく行くのでは切符を買うのに困るし、どこか目的地を決めないとね。というわけで、有名な洗濯場があるマハラクシュミ駅まで乗ることに決定。

CST駅まで行ったら、線が違うということで、チャーチゲート駅に行くことにしたんだけど、たった1キロだから、と歩き始めたら、なにしろもうお昼 前ということで、強い日差しに加え、バンバカ大騒音を立てて走る車がまき散らす排気ガスで、10分ぐらいでフラフラに。よろけながら駅に着いて屋内に入る と、人が急ぎ足で行き交うコンコースで、スヤスヤと熟睡する、うらやましい姿が。

Subwaydog0414

通行人の方も慣れたもので、ぜんぜん犬に気づいていないようでいて、みんなスイスイよけて行くのよ。犬の前で人の波が2つに分かれて、その後でまた合流するの。

電光掲示板があって、SはSLOWで各駅停車。FはFASTで急行と、わかりやすい。

Churchgate0414

この写真ではわかりませんが、自動ドアではありません。走行中、ドアは開きっぱなしです。外が見えて楽しいよ。「何を言ってるんだ。危険ではないか!」と思われるかもしれませんが、その通り。危険なんです。

こんな空いた時間帯なら問題ありませんが、ラッシュアワーには乗客が鈴なりで、ドアの取っ手に必死につかまり、上半身は外に出ていたりします。毎年、何人か落ちて、犠牲者が出るとのこと。

Ladies0414 女性は専用車両があるので、助かります。ただ、女性専用にした理由は、混雑というよりもむしろ、東京の女性専用車両と同じく、痴漢対策ですけどね。

インドの女性たちは、列車でもバスでも、ものすごい緊張を強いられるのだそうです。痴漢と言ったって、単に触られるどころの問題ではなく、強姦に近くなることさえあるそうで。周囲の男たちは止めようとしないしね。

その辺は、旅行者の女性でも同じなので、私のような中年女性でも、男性しかいないところには絶対に近づかないようにしている。夜は一人で外出しないしね。

20分ほどで5つ目のマハラクシュミ駅に到着。

Laundry0414

駅を出たところにある歩道橋からドービガートと呼ばれる洗濯場を見たところ。スラムの中にあり、当初はスラム住民に職を与えるという目的があったよ うで、洗濯屋という商売が親から子に受け継がれて行きます。ただ、その沿革からもわかるように、社会的地位がとても低い職業なので、外国のクリーニング屋 さんがインド人に職業を話したら、変な顔をされるかもしない、とのこと。

区切られた仕切りの中で、シーツなんかをバシンバシンと石に叩きつけて洗います。最近は、中産階級の家庭ならどこでも洗濯機があるとしても、シーツ のような大物を洗うのは、やっぱり面倒だもんなあ。しかも、糊をつけてパリッとさせ、アイロンまでかけて、届けてくれるのだそうで。自分で洗ったら、とて もそこまでする気にはならん!

さて、帰りの列車に乗ろうとして、すんごい幸運に恵まれ、以前から「見たいな~」と思っていた光景に出会ったのであります!

Dabbawalla0414

ニコヤカに微笑むこの方は何者?その前に置かれた、色とりどりの巾着袋に入ったものは何?それは次回のお楽しみ。

« 第3回:ダッバーワーラー | トップページ | 第1回:ムンバイ »

コメント

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。

いえいえ、こちらこそ、読んでいただいて、ありがとうございます!

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/57523/47786464

この記事へのトラックバック一覧です: 第2回:ムンバイ各駅停車:

« 第3回:ダッバーワーラー | トップページ | 第1回:ムンバイ »

Twitter

無料ブログはココログ