« ボリビア旅行1.5:ボリビアのオキナワ | トップページ | ボリビア旅行1:無事に帰国しました »

ボリビア旅行2:現代用語の基礎知識-ブロケオ

5月15日(水)

今回のルートは・・と言っても、当初の予定ではなく、アメリカン航空のせいで最初に足止めをくらった分、修正したルートです。最後に北部の熱帯雨林を少し見学しようと思っていたのですが、そこを削りました。オレンジがバス。青い線は空路です。

Boliviamap_2

高山病予防策として徐々に標高を上げて行く計画で、ボリビア南東部低地の商業の中心地サンタクルスから入国したわけですが、既報の通り、バックパックはマイアミに置き去りです。

ガックリしつつも、両替をして空港を出てすぐに、いかん!ビシッとしなくては!と、ほっぺたを叩くそのままでありました。

だって、スペイン語を話さなければならないんだから。うわ~通じるかなあ。

で、出口の外で客が集まるのを待っているらしいミクロ(10人乗りぐらいのバン)の運転手に、¿ Va al centro? 市内まで行く?(先頭に疑問符がひっくり返ったのがついていますが、疑問文と感嘆文では、ひっくり返したものを先頭につけます。)

通じました。うれしい!

この後も、どこへ行っても、しっかり通じるのですが、通じすぎて、ちょっと面倒。

どういうことかと言うと、日本語と母音が同じだから、私たちが話すスペイン語はわりあい自然に聞こえるらしいんですね。しかも、ボリビアの公用語にはスペイン語以外に先住民族の言葉であるケチュア語やアイマラ語もあり、そちらの方が母語で、スペイン語は習った言葉という人もたくさんいるのです。ボリビア国民でスペイン語に少々なまりがあっても、全く不思議はない。スペイン語はインドでのヒンディー語のような立場でしょうか。

そんなわけで、ちょっと道をたずねたりすると、こちらがスペイン語ができるものと勘違いして、相手はワワワーと早口でしゃべり出すのです。そのたび、「スペイン語できないんで、もう少しゆっくり・・」と説明が必要でね。

ミクロで市内に行き、遅い朝食を取ってから、スクレまでの国内便が出る別の空港まで2キロ弱、歩くことにしました。なにせ、ほら、荷物がないから。機内持ち込みのデイパックのみ。重いものはカメラだけ。

しかし、空港まであと500メートルぐらいのところに来たら、おお!やっていました!

Bloqueo130610

今回、出発前に心配していたのは高山病とブロケオ(bloqueo)。

ブロケオとは要するにブロックですが、ボリビアでブロケオと言えば、道路封鎖のことです。国や自治体に何かを要求する運動で、単にデモやストライキを打つだけではなく、空港などの周囲の道路に石を置いて、そのそばに座り込み、車が通れなくするわけ。1日で警察に排除されることもあれば、交渉が長引いて1週間以上に及ぶこともあります。これがまあ、しょっちゅう、いろんなところで、勃発する。

5月初めのボリビア各地でのブロケオ勃発状態はこんな感じ。

Infobloqueos20130508

警官隊と衝突なんてことになったら・・とヒヤヒヤしていたのです。でも、サンタクルスのブロケオは、単に広い通りを占拠して数百人で集会を開いているだけで、メガホンのアジ演説や爆竹を鳴らしたりはしていましたが、屋台が出たりして、平和な雰囲気。

サンタクルスのブロケオの主張は不明でしたが、この時に全国各地で起きていた大きなブロケオは、教職員組合と繊維産業労働者組合が組んで、年金の増額(たぶん)を求めて打ったものでした。

ありがたいことに、何も危険なことはなく、「すみませ~ん」と言いながら、デモ隊の皆さんの間を通り抜け、空港に到着。

予定していた航空会社の便は、どういうわけだか出発時刻が変更になり(これは、ボリビアの国内便ではしょっちゅうあるらしい)、もう午前中に飛んでしまっていました。でも、別の航空会社の便があったので、そちらの切符を購入。TAMというボリビア空軍が経営している会社で、とても安かった。390ボリビアーノだから、5400円ぐらい。

« ボリビア旅行1.5:ボリビアのオキナワ | トップページ | ボリビア旅行1:無事に帰国しました »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ボリビア旅行1.5:ボリビアのオキナワ | トップページ | ボリビア旅行1:無事に帰国しました »

Twitter

無料ブログはココログ